むかしは、くわなどで原土をとっていましたが、いまは、ショベルカーなどを使っています。
むかしとおなじ方法で、砂をのぞいた原土を瓦の上にのせて、かわかしているところ
(いまは、すくなくなりました)


 やきもの(陶器)の土は、木節ねん土と、蛙目ねん土にわけられます。木節ねん土は、母岩から水流によって遠くへ流されて、たまった土。木がまじりあってうずもれた土で、ながい年月のあいだに、その木がくさってねん土にまじっているもの。粒子がこまかく、ねばりが多く、ちぢみやすいねん土です。
 蛙目ねん土は、花崗岩の風化によってできたねん土質が、雨水などによりすこし移動したねん土で、カオリン鉱物と、石英粒子が多くふくまれている、粒子のあらいねん土です。ねばりがすくなく、ちぢみもすくないねん土です。
 木節ねん土と、蛙目ねん土とを、つかいみちによってまぜあわせたものを、原土といいます。やきものづくりに、もっともよい土とされています。ときには、蛙目ねん土にふくまれている石英だけをのぞいてつかうことがあり、このときは、木節ねん土とおなじようなねばりがでる、といわれています。