やきもので点字案内板を制作
バリアフリー社会に貢献を!

 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場において、平成8年度に実用化に成功した陶器製点字案内板を製品化いたしました。
 視覚障害の方をはじめ、多くの人にも対応したバリアフリーの製品であり、施設を安心して利用していただけるようにできています。
 陶器製点字案内板は、信楽焼の特徴である大物づくりの技術を応用して製作したものであり、表面レリーフと点字・文字併記の方法で、陶器の新たな可能性のひとつでもあるバリアフリー製品として現在、学校や美術館などの施設に採用いただいております。
 温かみのある陶製の点字は読み取りやすく、とてもなめらかな手ざわりで、様々な建築物にもうまく合います。

点字案内陶器板の特徴
■デザインの自由度が高い
■さまざまな着色ができる
■陶器製であることから
  ・耐候性に優れている(屋内、屋外共設置可能)
  ・摩耗しない
  ・汚れに強い
  ・点字が読み取りやすく感触が良い
  ・味わいがある

滋賀県立近代美術館


滋賀県立草津養護学校


滋賀県では、「滋賀県住みよい福祉のまちづくり条例」を制定して、
さまざまな施策を推進しています。


施工に際しては、ステンレス製の架台製作を含め、陶板内に設置するインターホン用設置穴のカッティングまで行います。
設置工事、電気工事は別途必要です。

陶器製点字案内板は、ベースと点字、触図部分が一体成形となっており、欠けたり、はがれたりしません。
また、インターホンにも対応できます。配置図内に点字と文字を併記することでバリアフリー対応型の製品となっており、施設内の配置がより分かりやすくなっています。

一体成形による点字表記
21世紀へ語り継ぐ夢があります。

日本六古窯から世界の窯元へ。1200年の歴史を刻む陶郷は、いま国際文化を発信する世界ステージへと新たな変貌を遂げようとしています。
この新しい可能性に貢献するために、当組合は中軸となる人材育成にも余念がありません。どんなに技術が発展しようとも、土と炎に魂を込めることができるのは、人の力。信楽焼の輝きは、いわば人の総合力の結晶なのです。私たちの仕事には新世紀、新世代へと語り継ぐ大いなる夢があります。

滋賀県立甲西高等学校